バンコク 移住

タイ移住後に私はこのように失敗した

タイ移住後に私はこのように失敗した

タイにはたくさんの日本人が暮らしています。その目的は事業を始める人や、リタイア後にのんびりと海外で暮らすためにタイに移住した人など理由はさまざまです。それぞれ目的は違っても共通しているのは、その人たちがタイで幸せな移住生活を送りたいということですが、全員が幸せな生活を送っているわけではなく、移住に失敗して最悪帰国する人もいます。では何故移住に失敗する人がいるのでしょうか。

起業の失敗

タイ移住後に私はこのように失敗した

日本からはタイで起業を目指してたくさんの日本人が移住してきます。多くの場合飲食店の経営や不動産、会社経営をサポートするコンサルティングなどの業種やIT関連、物流などさまざまです。タイ国内の実態は、10年前と比較して日系の不動産やコンサルティングの業種は15社くらいから40~50社くらいに増えています。対象の顧客は日本の企業や個人となりますが、そこまで顧客が増えていませんので明らかに供給過多になっています。

飲食店でもタイ人の経営を含む日本料理店は10年前の2,000店から4,000店ほどに増加しています。この業種は顧客が日本人だけではありませんが明らかに店舗数が増えすぎています。IT関連や物流も増加していますが、営業努力によってシェアを増やしていくことができますので飲食業などとは事情が異なります。

その中で、事業に失敗して撤退する人もたくさんいます。原因はこれだけではなく、タイの物価や人件費の高騰で経費が想定以上にかかり利益を出すことができない場合や、設立当初の資金繰りを日本で蓄えた資金を利用する場合にバーツ高による為替の悪化などで収益は良くても利益が出ないことになります。

また、事業を継続していく中でタイ人スタッフは大きな力になりますが、日本人同様の扱い方をすると退職してしまう者も多く、従業員の勤怠管理がタイで起業をするときの重要なポイントの一つです。

2020年から2021年にかけてバンコクで長年営業を続けてきた日本の大手百貨店が閉店しています。また、最近出店した日本の百貨店も日本から誘致したテナントの撤退で売場が寂しくなっています。撤退した理由は契約の問題等もありますが、大手企業でもこのような事になりますので、個人で起業する場合はよほどしっかりとした計画でないと成功するのは難しいのではないでしょうか。

 

リタイア生活の失敗

 

日本で定年を迎えてタイで第二の人生を楽しもうと移住してくる人もたくさんいます。しかし、その中でも移住をあきらめて帰国する人たちもいます。何故その人たちは移住に失敗したのでしょうか。

 

生活費

 

大きな要因は生活費が想定以上にかかってしまう事があります。日本ではタイは物価が安いと紹介されていますが、それは、この国で生まれて育ったタイ人なら当てはまりますが、日本人がタイに移住して安い生活費で暮らしていけるかというと非常に難しいです。

住居や光熱費、通信費などは日本より安くても日本食のレストランやスーパーマーケットばかり利用していると食費は日本の比ではありません。では、食費を切り詰めるとなると思うように食材が揃わず限られた料理しか食べることができませんし。それなら日本で暮らした方が便利ということになります。

 

言葉の問題

 

タイに移住した場合に困るのは言葉の問題です。タイ語が理解できれば快適な生活ができますし、1人で地方に旅行に行ここともできます。タイ語が理解できませんと生活の範囲が限られ退屈な毎日となって移住生活に飽きてしまう人もいます。

移住生活には言語が重要な役割になりますので基本的な会話と読み書きができるくらいはタイ語を習得する必要があります。

 

タイに馴染めない

 

旅行でタイに来ているときは楽しかったかも知れませんが、移住となると旅行気分で生活することはできません。旅行の時は観光客として接してくれますのでタイ人の優しさに触れられるでしょうが移住となると異なります。

一般的に日本人とタイ人の国民性は大きく異なり、人には優しく大らかな反面自由奔放で時間にルーズなど南国の国なので仕方がない部分もありますが、日本人のように規律を守り、他人の目を気にする国民性ではありませんので、これらを享受できませんと日本人と比較してタイ人の悪い面ばかり見えてタイを離れることになりかねません。

 

このように、夢を持ってタイに移住しても失敗して帰国する人たちもいます。移住に失敗しないようにするには資金面はもちろんの事、何故移住したいのかそして移住後にはどのような生活をするのか等の目的をしっかり持つことが必要ではないでしょうか。